中高年になるとどうしても気になるのが認知症。
普段の生活で「物忘れが多くなった」「言葉が出にくい」「仕事が遅くなった」など気になることがたくさん出てくるとちょっと不安になってきませんか?
多くの人がこんな不安を持つから、たくさんお企業や個人がサプリだったり、脳トレアプリだったりを認知症予防に効果があると宣伝して販売したり、開発したりしています。
でも・・・あなたは「実際どれをやったらいいか?」と悩むのでは?
そんなあなたに、今回はお金もかからず、どこでも簡単にできる中高年におすすめの脳トレ「指体操」を紹介します。
あなたは手や指を毎日動かしていますか?
毎日仕事や家事、スマフォやPCなど様々なことで手や指を使っている私たち。
でも普段からあまり意識せずに使っていませんか?
実は「手(指)は第二の脳」であるといわれていることをあなたはご存知でしたか?普段気にせず使っていた手や指が実は脳の次に大事なところだったのです。
実は、これはここ最近にわかったことではなく、昔から手や脳を使うことが脳を広範囲に刺激してくれることがわかっており、以前よりその有効性が認められていました。
事実脳がコントロールできる体の部位をみてみると(ホムンクルスの図)、手と指を動かすために使われる脳はかなりの部位を占めていることがわかります。
参照: By ralf@ark.in-berlin.de - Translated from Image:Homunculus-de.svg by Was a bee. ドイツ語の画像よりWas a beeが翻訳。, パブリック・ドメイン, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=7934566
つまり手や指を使うことは、あなたの脳にたくさんの情報や刺激を与えてくれる大事な存在だったんです。
昔から手や指を使う人たちは長生きの方が多いと言われており、特に絵を描く芸術家は長生きが多く、ピカソは91歳、ダリは80歳近くまで元気に絵を描いていました。
だから私たちも普段の生活から手や指を使ってあなたの脳を刺激することが非常に重要なんです。
認知症を予防するための手や指の使い方
では実際手や指をどのように使えば認知症予防の脳トレになるのでしょうか?
私たち現代人は手や指を毎日使っています。だから手や指を使えば脳トレになると言われてもあまりピンとこないのではないでしょうか?
普段おそらくあなたは指や手をあまり意識せずに使っていると思います。仕事だったり、メールだったり、家事だったりとその時々に自ら脳を意識して指を使っている人はほんとんどいないと思います。
使いやすい指だったり、方法で簡単にあなたは手や指を使っていると思いますが、これだと脳トレにはなりません。
認知症予防のためにはあなた自身が手や指を意識して使うことが重要になってきます。
ではどうやって使うかということでなんですが、それは普段使わない指や手の動きを毎日することなんです。
私たちは慣れていることは簡単にできます。例えば歯磨きをしたり、字を書いたりスマフォをいじったりと何も考えずにできます。これは手続き記憶といった記憶で、一度体で覚えたことは意識せずにできるようになります。
これでは脳への刺激は半減してしまいます。つまり普段やり慣れていない手の動きや指の運動が認知症予防の脳トレになるのです。
指を使うだけなのでお金もかからないし、普段から仕事中でも家事をしていても簡単にできてしまうので本当におすすめです。
おすすめの認知症予防の脳トレ指体操はこれ
では実際のおすすめの指体操ですが、今回はいくつかの動画を紹介します。
どれも普段あまりやらない指体操なので簡単にはできないものばかりです。
ずらし指体操
片方の指だけ1つずらして数を数える体操です。10人に1人しかできないもののようです。
お指の体操
子供がやるような指体操のようですが、やってみると意外に難しい。暇な時に簡単にでき流ので超おすすめ!
頭が良くなる指体操3選
3つの指体操が紹介されている動画です。一つはお指の体操で同じものでしたが、他は新しい指体操で実際やってみると難しいものです。
今回は以上の指体操を認知症予防の脳トレとしておすすめします。
使えない指、やらない動作などをどんどんやっていくことで認知症予防につながること間違いなし!